Bridge Audio Laboratory

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企画・コンセプト
  パワー・アンプBP−1の企画コンセプトは「最高の音質を得る為にはどうすべきか」と言う事を中心に全てが考えられています。ですから、大きさとか重さは結果としての意味しか持っていません。BP−1の奥行き72cm、重さ75Kgは日本のアンプとしては「非常識サイズ」です。それは何故かと言いますと売り手側の事情を全く無視しているからです。この大きさ重さになりますと重量物に対する労災絡みの問題、お客様への納品時の人員配置等いろいろな問題が発生し、日本のメーカーとしては手を出し辛い商品になってしまうからです。
 当社の基本的な考え方はお客様を最優先に考えていますので売り手にとっての「非常識サイズ」であっても、このサイズ、重さが良いものをお求めになるお客様の真意ならば敢えて商品化を試みると同時に、これで無ければ出せない音もある訳ですから、この「非常識サイズ」の商品化には充分意義が有ると考えています。
 BP−1はステレオ・コンストラクションを採用しました。それは音像の空間合成がモノラルアンプ2台を使用するよりも良いからです。モノラルアンプを使用してチャンネル毎のアンプ音色を統一する事は非常に難しいのです。例えばそれぞれの設置場所、設置方法で各アンプの音色は変化してしまいます。ですから一筐体の中にまとめた方が使勝手の面からは有利な訳です。只、ステレオアンプの場合、しっかりした電源を持っていませんと大音量時に再生空間が揺れたり、歪んだりしてしまいます。BP−1では強力な電源(800VAのトロイダルトランスを2ケ、総計132,000μFのパイ型フィルター、2mm厚銅給電板の使用など)、高電圧ドライブ方式、アンプ回路にブッリジ方式を採用する事などによりこの弊害を無くしています。

 BP−1では新しい再生音の世界を創造しています。現在、日本の機器の再生音のトレンドは電流帰還方式に代表される音の芯よりも広がり感を重視した音色が主流です。一方、北米では声の帯域を重視し、細かい音を削ぎ落とし、マス感と力感を持った再生音、ヨーロッパではリズム感を重視してDレンジはナローでも音楽的表現が豊かな物が好まれます。BP−1で目指した再生音の世界はこれらのトレンドとは全く異なる世界を追求しています。一番大切にした部分はディスク媒体に入っている「音楽的な情報量」を最大限に引き出すことです。ハイファイシステムでは良く有ることですが再生帯域の拡大、ダイナミックレンジの拡大を行ったにも係わらず音が薄くなり、明瞭度が落ちてしまう事が多々あります。これらのシステムでは特に古い録音の再生時にキーが上がったり、やたら緊張感の有る再生音になったり音楽を楽しむ方向とはまったく異なった方向の再生音になることが有ります。私共の考える再生音の世界はどんなディスク媒体を持って来てもそのディスク媒体が持っている「音楽的な情報量」をストレートにそのまま再現する事です。それが本当の意味の超ハイファイでは無いでしょうか。
 具体的な音質アプローチを一言で表せば、各ディスクに入っている楽音のスルーレートを有るがまま表現する事です。これは非常に難しい事であり、当社が行っている音質部品の開発が有って初めて実現出来たことです。既存パーツ(音質部品を含めて)を使用して機器を組上げた場合、パーツの持っている癖からは逃避できません。萎縮した再生音とかアップテンポの音色を持っているパーツを通過した信号は後でどう改善しても元の情報には戻らないのです。無理に戻してもエネルギー感が希薄になってしまいますから薄い再生音しか得られません。ですからBP−1の再生音をお聞きになれば一聴して如何に基音が厚く、自然な音がするかがお解り頂けると思います。

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